ランナーを置く場所がない
最近、塗装をしたくて再開したプラモデル製作で、ガンプラのMGやブキヤのキットを作るようになり、ニッパーから電動ヤスリやリューターとデスクが手狭になってきました。中でも一番ネックになったのがランナーの置き場所。100均の皿立てをいくつか購入して試してみましたが
- パーツを切り取ってしまうとうまく立たない
- 大型で厚みのあるパーツがあると収まらない
- ランナーが少ないキットのときに大きすぎるものは不要
といった問題があり、結局適当に並べていたのでやっとランナー立てを制作することにしました。
設計
あまり大きいと邪魔になり、小さいとランナーが立たないので大型キットから小型キットまで対応できるようにサイズは底辺を12cm、上辺を8cm、高さを5cm程にして連結式でランナーの数に応じてランナー立てを足していけるような設計にしました。3Dプリンターの特性上、複雑な形状は出力する際に失敗する可能性が格段に上がるのでできる限り簡単な形状にしました。できたのがこちら。
1番の外側に立てる面です。両側で使えるように左右対称に設計しました。
内側で立てる面です。両側に底板が入るように長方形にくり抜きました。
底面として上の2パーツを連結するパーツです。奥まで差し込みすぎないように1mmの出っ張りをつけました。このパーツの幅を変えることによって厚みのあるランナーに対応できるようにします。
3Dプリンターで出力
スライサーソフトに並べる際は接地面が大きくなるように気をつけました。
できました。が、はめ込もうとしたら底面の強度が足りずに折れましたが、一応組むことはできました。
ランナーを立てるとこんな感じ。サイズは良さそうですが、もう少し底面の工夫が必要でしょうか。幅が大きすぎてランナーが固定されてません。クシャトリヤみたいな大型パーツのあるキットも収まるようにしたのがまずかったか。
再設計
立てる場所を多くし、2辺で固定して立てられ、組み立て不要に再設計しました。
スライサーソフトで読み込み。特にサポート材は不要に設計したのでそのまま出力します。
製作中。ちゃんと成型されてます。
完成
完成しました。大体HGが1キット収まるくらいの想定で製作してます。
ガンダムエックスディバイダーのランナーを立ててみました。多分大丈夫。使用感そこそこな感じでできたのでしばらく使ってみようと思います。
おわり