紳士の諸君。今回は不慣れながらも遊戯王のアイドル「ブラックマジシャンガール」を制作した。可愛いですよね。
外箱
箱の絵からして可愛いです。
内容
結構塗り分けされてます。髪の毛はプラスチックの質感目立つなーと思いました。あと尖りすぎ。髪の毛が指に刺さります。最初から2色に塗り分けされてるパーツもありました。塗装してしまう俺からしたら関係ない上に塗り分け場所にモールド入れることになったので手間が増えたんですが。
基礎工作
刃が痛むのでランナーから切り離すのはタミヤのニッパー、二度切りをアルティメットニッパーでやってます。ガンプラみたいにパーツを先に全部切るのは良くないかもしれないんですが、そんなパーツ数多くなかったのでやってみました。ブキヤキットはパーツが小さいので紛失怖いですね。
ヤスりました。デザインナイフで残りを切り取り、600番から1000番までヤスリがけ。この工程が個人的には一番辛い。
合わせ目消し
今回は塗装前提なのでアロンアルファで合わせ目を消しました。ヤスリがけが不十分でクリアランス取ったところが凸凹になってしまったのが反省点です。
手首と足首部分と魔女帽子の合わせ目も消せるだけ消しました。
ただ、これらのパーツは後ハメ加工するべきだった。塗装前のマスキングで苦労した。
マスキング
マスキングについては何を使うかいつも迷います。無難にマスキングテープが一番いいのかも。今回はマスキングゾルとテープ両方使ってみました。
使い方が悪いのかゾルは微妙でした。塗って乾いた後に切って加工できるゾル改を使いましたが、筆が使いにくくてはみ出すし切ったところのゾルは剥がれました。また、隙間にゾルが入り込んで剥がす時にもなかなか取れませんでした。多分使い方が悪いのでまだ自分にとってはテープが安定と思いました。
塗装
衣装の塗装。
黒サフ→スターブライトシルバー2→上記2色のキャンディグラデーションで塗り分けました。
クリアピンクはもう少し明るくてよかったかも。クリアヴァイオレットは思った通りの色でブラマジのイメージとピッタリでした。
髪と肌の塗装
髪の毛はフレームアームズガールのブロンドベース、シャドウ、ハイライトにプラチナを使しました。エンジェルリングを上手く表現できるようになりたいです。
肌の塗装はピンクサフ→プラスチックフレッシュで塗装。下地のピンクがイメージより残りすぎたのでもう少し重ねた方が良かったかもしれません。乾くと塗装直後よりピンク色に見えました。
顔と手のパーツはロッドを持たせたり入れ替えたりで塗装は怖いので今回はウェザリングマスターで赤みをつけてみました。
でもやっぱり色は違いまして。残念。塗装箇所の方が下地のピンクの影響で赤みが強いのでどちらかで統一した方が見栄えはいいと思います。瞳は立体感を出すためにレジンで保護しました。後は細かい装備品を筆塗り。魔導書は黒サフから模様をスーパーリッチゴールド、首飾りはメタルレッドで塗っておきました。
仕上げに肌部分は艶消しスムースクリア、服部分は光沢クリアを塗布して終了です。
完成
こんな感じで。やっぱり肌の塗装が不自然ですね。キット自体はとても可愛い良キットでした。デスクのライトだといい感じの肌色でしたが、撮影ブースに移すと赤み強いきがします。
ちなみに下着はバッチリ合わせ目を消して純白に塗装しました。
追記 塗装が気に入らない
これ。可愛いんですけど、塗装剥がれとアイデカールの失敗を恐れて塗装をやめた顔パーツ、手パーツの色の浮き方が許せませんでした。というわけで修正します。
ゾルでデカールを省略できるか試す
こんな感じでアイデカール貼られたものを剥がさずに塗装できるのかどうかマスキングして塗装しました。
結果パンダに。、予備の顔パーツはなかったので全部ヤスリと溶剤で落としました。つらい。
ブキヤの美少女キットはABSが多く使われてるので、変なことはやらない方が良いと学習しました。
その後、↑の肌塗装と同じように塗装しました。
アイデカールを貼って、組み立てポージングしたものがこちら
いい感じに違和感なくなったと思います。ただ、途中でウインクしている顔のデカールがお亡くなりになってしまいました。泣いた。お疲れ様でした。