キャッシュレス化が進んできましたのでカードと少しだけ小物が入る財布を探してきました。
スライサーソフトで3Dデータを出力します。画像は一つだけですが一回で済むように他のパーツも一度に出力しました。
Wi-Fiでネットワーク組んでますのでそのままこのデータを3Dプリンタへ送信し制作開始
コレを家庭でできるとかいつ見ても脅威の技術力
パーツ完成
失敗した。
真ん中のパーツが台紙から剥がれてフィラメントがえらいことに。ここで最初の画像のように向きを反転させて台紙への接地面積を増やして再チャレンジしました。
パーツ完成②
パーツ完成。フィラメントが白しかないのでこのまま組み立て。ですが精度が悪いのかうまくはまりませんでした。
穴の部分を広げるためにやすりがけしました。PLA硬すぎんか。
はまりました。接着するところに真鍮線を入れて瞬間接着剤で接着します。
これが
こうなる。
あとは飛び出ないようにカットして穴の隙間に接着剤を流し込み、蓋を取り付け。
完成
とりあえずできました。(動きが悪かったので角やはめ込みがキツいところはやすりがけしました)カードとかを入れてみます。
こんな感じ。斜めに蓋をスライドさせると二層目のカードが上がり、1層目の小物が取れるようになりました。カッコいいやん。色以外は。
まとめ
良いところ
世の中の器用な人が設計したものを自分で出力して使用できる点は最高。
精度の良し悪しは手軽さに比べたら些細なこと。自分で加工や切削ができるので許容範囲内。今後の高精度化に期待。
今回制作した財布はちょっとの外出用には素晴らしい。今はスマホとこういった小物入れがあれば少しの買い物は十分。多少のキャッシュを入れておけるスペースもあるし使い勝手が良さそうだった。ただ、俺も含め多くの人は財布は持っているのでわざわざ使わないであろう。
悪いところ
質感。やはり大量生産のような質感でおもちゃみたい。素材の変更や塗装で変わるかもしれない。
精度。精度が悪いがちゃんと作ることができるだけ全然マシなのかもしれない。PLAは硬すぎて切削が大変だった。